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Photography is Artと言うテーマで行われた今回のPHOTOGRAPHERS SUMMIT 7
今回は展示のみ参加でプレゼンができなかったのでここで
自分の中の写真は芸術という考えを記そう。
まずほかのアートと写真がちがうところは写すという行為だと僕は思う。
絵やほかのアートは真っ白なキャンバスから自分の世界を作っていくが僕がやってることこの世界を自分なりに切り取ってそこに自分の世界を表現している。
まぁスタジオなどでゼロの世界をライティングだけで新しい世界を作る写真家もいるがここでは現実世界を切り取る行為について語ろう。
昔、友達の写真家にお前も絵が描けないから写真やってるだろ?みたいなことを言われたが
そんなことはない。僕はこの自分がこの目見てる世界を切り取るが面白くて写真をやってると答えた。
現実世界をリアルに切り取ることは写真にしかできないこと。
他のアートはそれに似せるだけで真実ではない例えばCGなどで街並みをリアル再現してもそれは
再現でシャッターを押して撮った写真は現実をそのまま切り取るのでそれは真実。
写す真実と書いて写真とはよく言ったものだと思う。
撮った写真をプリントして自分の部屋の壁を写真で埋めていく。
またはレイアウトして本にしていく。
それを見てると
この現実世界でファイダ―越しに自分だけの映画を見ているかのようだ。
そしてそれはノンフィクション
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アートとして考えた時何も持って写真がアートになるかは
アートの基本的な考えに戻ると思う。
僕が考えるアートは作り手の内なるもの形にして表現し
そしてそこに見え隠れする作り手のメッセージを感じて
共感し想像し感動することだと思う。
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僕は白黒写真が自分の作品としては圧倒的に多い。
白黒で撮ることによってその現実の一瞬の写真は非現実的になる
色がなくなり時間が止まりそこにその一瞬のイメージだけが
白から黒だけの世界で何かを訴えかえる。
そして見る人はその一瞬の世界の前後と自分なりの色をつけて
想像する。
そこから希望を感じたり自分がいつか見た景色をたぶらせたり
悲しみだったりするかもしれない。
でもどんな形でしろ心が動けばそれ芸術になる。
そして今回の壁の展示で何か感じて見る人の人生を
少しでも変えることができたのなら
展示で使った自分の労力は意味をなす。
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今や写真は誰もが手軽にできるものになった。
ボタンを押せばその人たちの世界がそこに写り込む。
あとそれはどう表現するか?
難しく考えないで正直にその五感で感じて心が動けば
それがあなたにとってのアートになるじゃないかな?
そして基本的に自己満足が大事。
don't think feel it!
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